アグラ タージマハル 他

世界遺産 タージマハル (Taj Mahal)

インド観光の定番タージ マハルに行って来ました。
1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
NewDelhiから200㎞程度南下したアグラ(Agra)市にタージはあります。
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、死去した愛妃ムムターズ・マハル(1630年)のため建設した総大理石の墓廟である。インド・イスラーム文化の代表的建築である。
四方どこから見ても左右対称の作りとなっており、とても美しい造形美を作り出しています。
タージマハルは1632年着工、1653年竣工。大理石はラージャスターン地方産といわれています。
28種類もの宝石・宝玉がちりばめられペルシャやアラブ、果てはヨーロッパから数多くの職人を集め、22年の歳月をかけて建造された「世界一ゴージャスな建物」とも云われる。
外国人は入場料がRs.750(日本円で1,000円程度)ですがインド人はRs.20(日本円で30円程度)でした。差があり過ぎないと思いつつ入場しました。
そこには絵葉書と同じ景観がありました。
お墓として見ると遣り過ぎの気もしますが、一度は見ても損がないと思います。
当日は曇り空で青空との写真は撮れませんでしたが、それなりにきれいな写真が撮れました。


世界遺産 アグラ城 (Agra Fort) 

タージマハルと同じくヤムナー河岸にあり、アクバル国王によって1565年に着工し8年後に完成されたものでムガル帝国の権力の象徴でもある。
お城は北インド特有のサンドストン(砂岩)でできている。
タージマハルが大理石の白でアグラ城が砂岩の赤と対照的である。
ここはタージを作ったシャジャハン国王が幽閉されたところでもある。
彼は自らの墓として黒いタージマハルの建設を計画していたが息子から幽閉され願がかなわぬまま1666年74歳ここで亡くなった。


世界遺産 ファテープル・スィークリー (Fatehpur Sikri)

アグラから南西40㎞、車で約1時間の場所に赤砂岩で建てられた遺跡ファテープル・スィークリーがあります。
ファテープル・スィークリーはムガル帝国第3代皇帝アクバルが建設した首都である。
1571年に遷都されたヒンドゥー教とイスラム教文化が融合した都です。
1986年に世界遺産に登録されています。
首都としては14年程度しか使われなかったとか。